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BlueStacks2がAndroidエミュレーターとして出現したので動作確認してみました。[BlueStacks2]

BlueStacks自体は、結構前から存在していてGooglePlayが標準で使用可能でゲーム関連の動作が比較的多く対応されている反面動画再生がダメというものでした。
そして途中から有料色が強くなり無料版は、強制的にいくつかのアプリをダウンロードさせられるという時期もあったりしました。
そんなBlueStacksですが12月に入りBlueStacks2としてメジャーバージョンアップして登場です。
BlueStacksのサイトは、既にBlueStacks2のみを配布するように変更されていて大きな画像がいくつも使われて文章が少なくあまり好ましくないレイアウトになっています。説明がないとどこがどう変わって何がメリットなのかデメリットなのか判別できません。まぁ、パッと見でインパクトがあれば中身など要らんという最近の西洋欧米のサイトレイアウトの流行みたいですから仕方ないのかもしれませんけど。

動作必要環境

動作に必要な環境は、
MEM:2GB
HDD:4GB
グラフィック:DirectX9対応
VistaはSP2以降、XPは、SP3、WindowsInstaller4.5、.NetFramework3.5SP3以降が必須
それとVirtualBox、VMWare等の他の仮想マシンと共存しない方が良いとか書いてありますが当方は、全部入ってますけど問題ないので問題ないのでしょう。以前も気にしてなかったし。
参照:公式FAQ「Installation Requirements In Windows
ちなみに当方は、Windows10で動作しました。

インストール

サイトのトップページ自体は、日本語になっているので誰でもダウンロードする場所は、解ると思います。ちなみに283MBあります。
ダウンロード後は、ダウンロードしたインストーラーを起動して順次したがって行けば概ね問題ないです。が、一点気になったのがインストール前に聞かれる下の画像の項目。AppStoreへのアクセスとアプリケーション通信の可/不可に関してです。これチェックを外すとスタンドアローンになるという事でしょうか?まぁ、BlueStacks2は、apkファイルをWindowsから簡単に取り込めるような機能が追加されているので問題ないと言えば問題ないですけどセキュリティ意識の高い人用という事でしょうか。
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インストールを終了して起動すると下のような画面が出てきます。左に画面回転や画面キャプチャ、Windowsからのファイル取り込み等のBlueStacks2独自のメニューが出ています。画面上方がタスクの切り替えです。Windowsのように複数の画面(起動中アプリ)がこのタブで切り替えられるようになりました。
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初期状態で上の画面とAndroidと書かれたGooglePlayStore的な画面が開いています。この2個のタブは、どうも消せないみたいです。むむ。ただ、他のエミュレーターのようにスマホやタブレットのような画面構成では、なくAndroidとかかれたタブから登録アプリを起動するという形になっているのでこれが消えるとなにもできなくなってしまうからとう事でもあると思われます。
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日本語入力に関して

画面の表示自体は、既に日本語に自動的になっていますがキーボードは、そうもいきません。なので日本語入力を行うためには、日本語のIMEをインストールする必要があります。Androidタブの左上にある設定歯車アイコンをクリックしてキーボード設定を開くと下のように各言語用のIMEがインストールされるようなショートカットが用意されています。一番下のJapaneseをクリックするとGooglePlayStoreが開いていつものGoogleIMEのインストール画面になりますので遠慮なくインストールします。その際にまだGoogleアカウントの設定を行っていないとアカウント設定画面になりますのでそちらの設定が先に必要です。
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このメニューの通りにボタンをクリックして行けばOK。
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GoogleIMEのインストール画面
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ちなみにGoogleアカウントの設定は、普通なのですがその後が少々気になります。
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BlueStacksアカウントのセットアップまでは、許すとしてもAppSyncを有効にすることが必須になっています。まったく要らないサービスなのですがこれ強制です。設定するまでGoogleアカウントを使用するアプリでは、この画面が出てきて無限待ち受けなのです。最低。
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画面解像度の変更

ここまで来ると大多数の人が「画面狭くない?」と思うと思います。
前作のBlueStacksでは、レジストリ変更で画面のサイズを変更するという方法がありました。
BlueStacks2では、どうかと思いレジストリを見るとありますね。設定項目らしきものが。
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しかしながらこの項目を設定してBlueStacks2を起動しても画面に変化がありません。しかもBlueStacks2を終了すると変更した値が強制的に初期の値に戻ります。どうやら現段階では、画面サイズを変更することは、できないようです。
が、公式サイトに画面解像度の変更は、とてつもなく早く次のバージョンで簡単に変更できるようにするつもりだから大丈夫とFAQに記載がありますのでそのうちできるようになるようです。
参照:公式FAQ「Changing BlueStacks 2 Screen Resolution

動画再生

前作は、動画再生ができなかったと思いますがBlueStakcs2は、どうでしょう。動画と言えばYoutubeという事でYoutbueで実験です。
音声も問題ないし宇宙人も綺麗にあっけなく再生されています。
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どうやら問題ないみたいです。

ゲームプレイ

BlueStacks2もAndyと同じくゲーム実効性を重視しているらしくゲーム関連の対応度を上げるべく日夜切磋琢磨しているようです。なのでゲームプレイを試さなくては、なりません。

World of Tanks Blitz

やはりこういう場合は、重たい3Dゲームが良いかな?と思いいつものWorld of Tanks Blitzです。
インストール後実行すると・・・赤いです。血塗られたゲームになってしまっています。
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そしてゲームに必要なファイルのダウンロード。赤いです。
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ダウンロードが終了したら大丈夫かと思いましたが赤いです。右下のボタンも「ゲームを開始してください」が「ムを開始してください」になっています。
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そしてチュートリアルの開始。火星でしょうか?赤いのです。
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そしていつもの2本指でのタップが必要な画面でどうにもならなくなります。マウスは、1個ですから仕方ないですね。
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Rockbot

適当なゲームが無かったので横スクロールゲームでもと思ったら「スマホにロックマンあるんだ」という事で懐かしく思いプレイ。ストーリーが流れます。
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ゲームのプレイ自体は、矢印キーと割り当てられたキーがキーボードにあるらしくZ,W,V、Enter等が右下のボタンと連動しているようです。なのでキー配置を覚えればプレイ可能です。
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動作も音楽も何の問題もなく動作です。
あれ?よく見るとロックマンじゃなくてRockbotだった・・・・。

星のドラゴンクエスト

お勧めにあったのでとりあえず入れてみました。やはり必要なファイルは、大きいのですが待ってみたところ問題なくタイトルは、出ます。音楽もドラクエです。
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自分のキャラ設定。問題なく動作しています。
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戦闘シーンも問題ないです。
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と、いう訳で問題なく動作するようです。ただ、途中星や俯瞰マップで移動した際に多少引っかかるような気がしますが特に問題があるようなものでは、なさそうです。

2015年12月13日追加:
最近サービス開始した「メタルサーガ荒野の箱舟」をプレイしようとしたら音声は、1分おきくらいでプツプツ切れたり画面の動作が緩慢になったりするなど明らかに処理能力不足を感じました。
Genymotionでプレイしたところなんの問題もなく快適にプレイ可能なのでたぶんAndy自体の最適化がまだまだなのでしょうね。3Dバリバリのゲームですから。

その他の特徴

左のツールバーにあるフォルダアイコンをクリックするとWindowsからファイルを取り込めます。取り込んだ後どうなるかというとAndroidアプリから開くという例のアプリ選択メニューがでます。基本的に画像の取り込み等を想定しているようです。逆にWindowsにファイルを持っていくという選択肢もあるので逆も可能みたいですがいまいち使い勝手が悪い気が・・・。
それとその上あたりにあるアイコンでAPKファイルの取り込みができます。APKファイルだけ手に入れば自作アプリや野良アプリ等もインストールが簡単にできます。

最後に

最初に気づいた点が起動が早いことです。他のエミュレーターと比べても早いです。
有料版もありますが前作と異なりBlueStacks2は、それほどきつい有料っぽさもなくゲーム用であるなら無料版でなんの問題もないです。
World of Tanks Blitzが赤いフィルタがかかったような画面なのでまだ対応しきれていない部分もあるのかもしれませんがゲームの3D表示も可能ですしYoutube等の動画再生も可能なので基本的に概ねほとんどのアプリが動作するのでは、ないかと思います。
BlueStacks2とメジャーバージョンアップしただけのことは、あると思います。
ただ、インターフェイスがBlueStacks2独自の部分があるのでAndroidOSのどのバージョンに準拠しているか?やAndroidOS的な設定部分が見えない部分等もあるのでその辺りでアプリの対応度等がインストールしてみないとわからないという事になるかもしれません。
後は、せっかくゲーム用という特徴にしているのですからキーボードでのゲーム操作が可能になっていたら良かったのにと思ったらそれっぽいのがありました。
タイトルバーの右上の赤い矢印箇所のアイコンをクリックすると下の画像のような設定画面になってキーボードの入力で操作が可能になりそうな気がするのですが・・・実際は、何も反応が無かったのですよねぇ~~。今後可能になるのか設定方法が間違っているのか解りませんが期待は、できそうです。
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一応こんな画面も出ますしね。対応ソフトは、ジョイパッド対応しているみたいです。
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と、いう具合で安定度は、問題ないです。はい。
では、では。
参照:スマホアプリがPC上で劇速で動作するエミュレータ[BlueStacks]を試しました。

4 件のコメント :

  1. キーボードのマッピング機能使えば同時タップできるでしょう?

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    1. 一応可能ですけど事前に固定の場所にキーを設定するような流れですから任意の位置をタップしたりドラッグしたりは、不能だったと思いますが最新版では、可能になったのでしょうか?

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  2. AbemaTVやNHKワールドなどの生放送系アプリを起動してみましたが、映像が全然進みません。

    生放送系アプリはBlueStacksでは再生不可能なんですかね?

    返信削除
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    1. 当方は、興味がないので解りませんが有料のお金にかかわるようなアプリは、認証等でセキュリティ上実機以外は、拒否しているのかもしれません。
      あるいは、著作権が関わるような特殊な動画フォーマットを使用しているのでBlueStacksが対応していないのかもしれません。
      課金のあるゲームも実機以外は、動作不能にしているものが結構ありますしね。

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